主日礼拝で神の御前に共に集うことは、私たちの信仰生活の中心であり、生命です。しかし、コロナウイルスの影響により、礼拝出席を自粛せざるをえない方、様々な事情により出席したくてもかなわない方もおられます。

そのような方々向けに、甲府教会のインターネットの礼拝配信がユーチューブ上に公開されています。オンラインでの礼拝の心得について、下記のことをお覚え頂ければ感謝です。
 
１ オンライン礼拝の仕方
 インターネット（ユーチューブ「YOUTUBE」）で、毎週日曜日午前１０時２０分から、礼拝を生中継で閲覧できます。礼拝中継は前奏から宣教後の讃美歌までです（個人情報に配慮し、「報告」以下の部分はのぞいています）。

インターネットの検索画面で、「ユーチューブ（YOUTUBE）」と検索し、最初に出てきたサイトに入ってください。画像がたくさんある画面が出てきますが、画面上部に検索するための枠（「検索」と書いてある虫眼鏡マークのあるボックス）がありますので、その空白部分をクリック（マウスの左スイッチを押す）し、「日本基督教団 甲府教会」と記入・検索します。

視聴したい礼拝日程が書かれている画像をクリックすると、閲覧することができます。なお１０時２０分からの時間帯に礼拝中継を見ることができなくても、その礼拝の動画は録画され、ユーチューブのサイト上に記録として保存されます。中継が終わった礼拝後も、検索すればいつでも礼拝の様子を閲覧することができます。
 

２ オンライン礼拝の姿勢
 インターネットでの礼拝は、教会に来る必要もなく、周囲に共に礼拝する仲間の姿も見えません。そのため生活の延長上で、他の課題に取り組みながら礼拝を閲覧することもできます。
ただ、ネット礼拝においても、「可能な限り、主日礼拝にあずかるのと同じ意識と姿勢であずかる」ことを、基本的なこととしてご理解ください。

礼拝の時間を神様の栄光、また自らと隣人の救いのために取り分けて、その時間は日常の課題は脇へ置き、礼拝に集中する、という主日礼拝と同様の姿勢であずかるようにしましょう。

礼拝は「この世の働きの手を休め、心と身体を神様に集中する」あり方に、基盤があります。なにか他のこと（飲食、家事、仕事、娯楽など。どうしても必要なこと（乳幼児の世話等）はのぞく）をしながら閲覧するという姿勢だと、インターネットを通して信仰が養われるのは難しくなっていきます。

ネットという媒体を通してはいますが、あくまで「神様への礼拝」であることを覚えて、あずかるようにしましょう。
 
３ オンライン礼拝の応答
ネット礼拝ではお一人もしくはご家族と、ご自宅の画面を見ながらの礼拝ということになりますが、「声を出す」ことは「神様への応答」として礼拝の大事な要素です。

礼拝は「神様から私たちへの働きかけと、私たちから神様への働きかけ」によって成立します。インターネット礼拝においても、主日礼拝と同様の「応答」を神様にお捧げしていくことが、信仰が養われていくためは大切です。

自宅にてネットで礼拝にあずかるときも、讃美歌を歌ったり、詩篇を交読したり、祈祷に応答するとき、可能な限り「声に出す」ことで、神様に応答しましょう。
 閲覧画面の下部には、甲府教会の献金先（週報表紙に印刷されている郵便振替口座）が書かれています。

献金をお捧げくださる際は、そちらにお振込みをお願い致します。礼拝献金と同じように毎週振り込むのが難しい時は、まとめてのお振込みや、郵送の形でも結構です。
お捧げする場所や方法は異なりますが、ネット礼拝も神様への礼拝であることには変わりありません。

ウイルスや災害が広がり、試練と悲しみの多い時でありますが、主イエス・キリストの栄光とお一人おひとりの救いのために、一筋の心で礼拝をお捧げして参りましょう。